今日は、「夢を諦めるべきか?」と悩む人の為に、僕の経験談を踏まえてアドバイスをしたいと思います。

 

結論から言うと、諦めるべきではありません。

 

というか、本当に叶えたい夢なのであれば、もっと先に考えるべきものがあります。

 

少年時代に感じた事

 

小さな頃から父親のいなかった僕の家庭は、決して裕福とは言えませんでした。

 

でも、不思議とオモチャや服に困った事は無く、最新のゲームなんかは常に持ってた方だと思います。

 

子供の頃は気にもしなかったけど、今となっては全てわかります。

 

それは、自分の幸せそっちのけで僕を豊かに育ててくれた母の愛情です。

 

しかし、そんな想いとは裏腹に、僕は道を踏み外しそうになった時期もあります。

 

中学の高学年になった僕は、ちょっぴりやんちゃなグループにいて、ろくに学校にもいかずに遊びまわったり、問題を起こしては親が学校に謝罪に来る事も珍しくありませんでした。

 

完全に反抗期になった僕は、母が早起きして作ってくれた弁当を食べずに持って帰ったり、服や髪の毛に何のこだわりもなく、化粧すらしない母を侮辱したりしました。

 

中学時代は、寝るか飯を食うか以外はほとんど家にいなかったので、母とまともに会話をした記憶すらありません。

 

しかし、僕がどれだけ人の道を外れそうになった時でも、母は決して僕を叱ることはありませんでした。

 

それどころか、夜遊びを繰り返しては深夜に帰る僕が腹を空かさないようにと、いつでも晩御飯が用意されていました。

 

「おはよう」

「いってらっしゃい」

「おかえり」

 

当時は、その言葉全てがうざく、一度も返事をした記憶はありません。

 

しかしそれでも、母は一度たりともこれらの言葉を欠かしませんでした。

 

転機となった大学時代

 

そんな僕を変えたのが、大学時代の事。

 

僕が大学に進学すると同時に、母は仕事を掛け持ちし、朝も夜も働くようになりました。

 

少し不思議に思った事もあったけど、あまり触れないようにしていました。

 

一方で僕はというと、相変わらず真面目とは言えない大学生活だったけれど、それなりに勉強もして、何とか3回生になり、就職のことを考え始めるようになりました。

 

小さな頃から人一倍責任感が強く、人の役に立ちたいと思っていた僕は、医療関係の仕事を選びました。

 

そして就職先が決まった僕は、地元と離れた土地に配属になりました。

 

今までうざいと思っていた家族とも、簡単に会えなくなると思うと少しは寂しい気持ちがあったけれど、旅立ちの日もいつもと変わらず

 

「そんじゃ、元気でな~」

 

とあっけなく言って立ち去ろうとする僕に母が渡してきたのは、僕名義の銀行口座でした。

 

「今まで何もしてやれなかったけれど、生活に困った時はこれを使いなさい。」

 

そう言って渡されたカードの中には、100万円以上の大金が振り込まれていました。

 

その時僕は、急に仕事を増やして働き始めた母の謎が全て理解できました。

 

僕が社会人になって、家を出ることがわかっていた母は、初めて一人暮らしを経験する僕の為に、先手を打って準備をしていたのです。

 

今まで不思議に思っていた事の理由が僕の為だったんだと思うと、思わず涙が溢れました。

 

 

この事がきっかけとなり、僕は母の愛情を再認識すると共に、絶対に人を守れる人間になろうと決意したのです。

 

 

夢を奪う人間になりたいのか

 

今となってはWebコンサルタントとしての仕事をしている僕ですが、人の役に立ちたいという気持ちは変わりません。

 

むしろ、自分がやりがいを持てて、いかにして人の役に立てるかを考えた結果が、今の仕事だからです。

 

僕は別に、会社員やフリーターが悪いとは思いません。

 

なぜなら、どんな生き方であろうが、そこには人それぞれのストーリーがあり、ドラマがあるからです。

 

 

しかし、少しでも今の現状に疑問を感じていたり、やりたいことがあるのであれば、今すぐにでも変わる努力をするべきだと思います。

 

 

多くの親は、「嫌な事を我慢するのが仕事」というかもしれないが、僕はそうは思いません。

 

もし仮に自分の子供が今にも危険な目に合いそうだとわかったら、僕なら命を懸けてでも助けるでしょう。

 

それと同様に、毎日つまらないと思いながら生きている子供を見れば、やりたい事やれよ!って言うはずです。

 

 

あなたなら、どうでしょうか?

 

もし僕と同じ行動を取る可能性が高ければ、自分の夢を諦めるのはおかしいと思いませんか?

 

 

であるならば、夢を諦めるのではなく、どうすれば夢は叶うのか?と考えるべきではないのでしょうか。

 

 

 

母は、「教育」という観点で見れば正しいかは解らないけれど、僕のやる事なす事全てを否定せずに暖かく見守ってくれました。

 

 

だからこそ、僕は仲間、家族の夢を否定するような人間になりたくないし、むしろ夢を実現する為のサポートができる人間でありたいと思っています。

 

 

あなたは、大切な人が自分を頼ってきた時に救ってあげられるだけの力がありますか?

 

自分の夢を諦め、周りの人の夢を奪おうとしていませんか?

 

 

今一度冷静に自分の生き方を見つめなおしてみて下さい。

 

きっと、全ての答えは自分の中にあるはずです。